ノマドな海外移住計画
歩き続けること
公開日:2018.10.24
/ 最終更新日:
旅行

【香港ぶらり一人旅】離島・坪洲島(Peng Chau Island)で香港の古風&どローカルな雰囲気を味わう

坪洲島(Peng Chau Island)

意図的な寄り道を楽しむのも旅の醍醐味。

ということで、現地人が「なんでそんなとこ行くの?何もないじゃん」と言う離島・坪洲島へあえて行ってきました。

街の喧騒から離れ、観光地としてあまり手垢の付いていない自然体なローカル香港を楽しめる反面、個人的にはやや物足りなさを感じるところもあり・・・。

私が見てきた・感じてきたことをそのままお伝えします。

坪洲島とはどんな場所?行き方は?

坪洲島とは

1970〜1980年代にかけて石灰の生産で栄え、香港産業の中心を担った島。
しかし現在では作業場などは閉鎖され、静かな田舎の暮らしが残った場所となったようです。

坪洲島までどう行く?

中環駅から直通の國際金融中心商場を抜けた先にある港から、30〜40分ほどフェリーに乗った場所にあります。

國際金融中心商場から港へは連絡通路が繋がっています。

港の6番発着所から出ている船に乗り、香港の高層ビルを眺めながら島へと向かいます。

坪洲島へのフェリーの時刻表

フェリーは早朝から深夜まで、1日に何往復もしています。
月〜金曜日の場合は、片道15.9HK$(普通船)〜29.6HK$(高速船)とかなり安いです。

坪洲島を歩いてみる

港の周辺

スーパーや役所など生活に必要なものが揃っており、島の生活の要であることがわかります。

坪洲島の港周辺
坪洲島のスーパー

非常に小さな島なので、ハイキングがてら数時間で一周できます。

港から少し外れれば、すぐそこに現地の人たちの生活圏が広がっています。
道端で島民が集まって遊戯に興じていたりする姿も見かけました。

島の頂上を目指す

路地を一本入れば、すでにそこは迷路。
時に家と家の隙間を縫うような細い道や、一見私道にしか見えないような道をいくつか抜けながら、島の頂上を目指します。

道がわかりづらいのでかなり迷いましたが、島の人が何度か話しかけてくれ、頂上への道を教えてくれました。

途中で出会った郵便配達の人が徒歩で郵便物を配っているのを見かけて気づいたのですが、島では自動車を全く見かけませんでした。
細く急勾配の道が多いのと、島自体がそんなに大きくないので需要がないんでしょうね。

頂上が近づくにつれ、階段がひたすら続きます。

この日は快晴で気温28度、湿度31%。
強い日差しと、普段の運動不足もあって途中でくじけそうになりながらも、頂上へ。

坪洲島の頂上からの眺め

気持ちの良い風が吹いており、爽快でした。
晴れていたおかげで、香港にしてはかなり遠くまで見通せました。

山をおりて再び島民の生活圏へ

港と反対側の海岸へと向かいました。
長い海岸線が伸びており、時折近くの家からテレビや人の声が聞こえます。

香港の中心街とは違って、ひたすらゆっくりと時が流れて行くのを感じました。
忙しない香港のイメージと真逆の世界です。

海辺にはお寺(?)があり、この日は途切れることなく読経や打楽器の音が響き続けていました。

最盛期を忍ばせる作業場の跡

写真は取り損ねてしまったんですが、街の外れなどには石灰を生産していた作業場などが残っていました。
ただし、入り口などは閉ざされていたり見当たらなかったり……。

管理はされていない様子で、風雨に晒されるがまま少しずつ朽ちていく様子でした。
もうすでに街では過去の遺産となり、実際に石灰の生産などに従事している人はいないのかもしれません。

港に戻り再びフェリーへ

2時間ほど島を散策したのち、フェリーで中環へと戻りました。

坪洲島へ行ってみて

島には「活気があって騒がしく、高層ビルが立ち並ぶ、人混みばかりの香港」というイメージとは全く異なった香港の姿がありました。

あえて特筆するほどの観光ポイントはありません。
経済発展の波にのって急速に変化していったであろう香港中心部から取り残された、素朴な香港の姿をみることができます。

忙しない日々の中でほっと一息つける場所。
飾り立てられていない異国の姿を目にすることができる場所。

ゆったりと過ごすにはもってこいかもしれません。
ただし、同時に物足りなさも感じました。

あまり香港のことを知らない私ではなく、香港のことをよく知っている人が、普段とは違った趣を求めて訪れる……くらいがちょうどいいかもしれません。